ここは今から倫理です。 第18話ネタバレ感想『Xジェンダーと抗議活動』

【画像】ルール違反していれば注意し続けるという高柳 | 引用元:ここは今から倫理です。 第18話 漫画:雨瀬シオリ

【画像】ルール違反していれば注意し続けるという高柳 | 引用元:ここは今から倫理です。 第18話 漫画:雨瀬シオリ

  • ここは今から倫理です。 第18話ネタバレストーリー・あらすじ
  • ここは今から倫理です。 第18話ネタバレ感想・考察
  • ここは今から倫理です。 概要
  • ここは今から倫理です。を連載している『グランドジャンプ』について

ここは今から倫理です。 第18話ネタバレストーリー・あらすじ

沖津叶太は、父親とネクタイが嫌いだった。

いつでも家族のことなんか二の次で、毎朝必ず同じ時間に起きてスーツを着てネクタイを締めて、こっちをひと目も見ずに出かけていく。

叶太にとって父親は嫌な男の象徴だった。

沖津叶太は、いわゆる「Xジェンダー」。

【画像】沖津叶太は、いわゆる「Xジェンダー」 | 引用元:ここは今から倫理です。 第18話 漫画:雨瀬シオリ

【画像】沖津叶太は、いわゆる「Xジェンダー」 | 引用元:ここは今から倫理です。 第18話 漫画:雨瀬シオリ

自分の性別がイマイチふわふわしている。体は男だけど。女の子の化粧が可愛いからまねしてファンデとリップをして、洋服はたまにレディースをコーデに入れるくらいでガッツリ女装はまだしたことない。興味はある。

高校に入って一ヶ月。友達はまだ一人もいない。

女子は、自分の化粧についていろいろ言っている。男子は、噂してるが恋愛経験がないから否定も肯定もできない。他人からの評価なんてどうでもいいと思う叶太。

登校時、高柳に服装をチェックされる叶太。

ブレザーとネクタイの着用してないことを指摘されると、忘れたと言い訳をする。

叶太は、「男はこうするもんだ」とテンプレ通りに生きるなんて絶対にイヤ。戦ってやると考えていた。

それから何度か高柳に注意される。

自宅では、父親から制服ぐらいちゃんと着ろと注意される。なんでこんな風に育ったんだと漏らす父親に憤りを感じる叶太。

また、校門の前で高柳にチェックを受ける叶太。

高柳は、理由があるなら教えて欲しいという。

叶太は、無い。ルールに従いたくないだけだと答える。高柳は、これはルールに従う練習だと教える。

【画像】学校はルールを守る練習の場 | 引用元:ここは今から倫理です。 第18話 漫画:雨瀬シオリ

【画像】学校はルールを守る練習の場 | 引用元:ここは今から倫理です。 第18話 漫画:雨瀬シオリ

こんなルール、必要ないし、理不尽だと思うだろうが、社会に出れば学校どころじゃない多くのルールがある。これはそれに従う練習なんだという。

「急いでるから」「気持ちいいから」という理由で車の法定速度は破れない。どんな理由があっても外で人と殴り合いの喧嘩なんてしてはいけない。

ネクタイを締めるというルールすら守れないようでは社会にでたら、説教されるよりももっとイヤな目に遭うという。

叶太は、迷惑をかけてないんだからいいじゃんと反発する。

高柳は、リボンをつけたいとかかと聞く。

図星を突かれた叶太だったが、バカにしてるのかとはぐらかす。

高柳は本気でいったという。今はそういう人がふていると聞いたといい、不勉強で申し訳ないで謝る。

立ち去ろうとする叶太に、高柳は、叶太がルール違反をする限り、ずっと注意し続けるという。叶太一人がルール違反を続けたところで、学校、社会は変わらない。嫌なルール自体を帰る努力をしてみないかという。

【画像】ルール自体を変える努力を推奨する高柳 | 引用元:ここは今から倫理です。 第18話 漫画:雨瀬シオリ

【画像】ルール自体を変える努力を推奨する高柳 | 引用元:ここは今から倫理です。 第18話 漫画:雨瀬シオリ

その言葉で叶太は足を止めて高柳に振り返る。

社会のルールをきちんと守った上と付け加える。

叶太は、どういうことかと聞く。

社会に出ている人たちは、デモやストライキ、署名活動とか手法を教える。ためしに署名でも集めてみてはという高柳。

叶太の主張を相手に伝え、同意してもらったら、名前と学年とクラスでもかいてもらって、ノートにでもまとめて、同意者がたくさん集まったら持ってきてという。

叶太は、高柳にそう言われて、新品のノートはあるけどと教室で座るも、クラスメートに声をかけることをためらう。

家で、母親にネクタイのことで教師から注意があったといわれ、次の日はネクタイを持ってしぶしぶ登校する。

校門のところで高柳と遭遇。ネクタイを持ってきたことを指摘すると、つけ方がわからないからつけられないとネクタイを高柳に突き出す。

高柳は、名簿を叶太に持たせ、ネクタイをつけてあげる。

しかし、他人にネクタイをつけるのになれていない高柳は何度か失敗しながらも叶太にネクタイのつけ方を教える。

キレイにつけられたところで次はブレザーだという高柳。

叶太は、こんなんで屈するものかと、高柳から立ち去った後、すぐにネクタイを脱ぐ。

* * *

1年後。倫理の教室前、叶太は立っていた。

そこに現れたのが高柳。

高柳は、叶太に倫理の受講生かと聞き、そうとわかれば教室に入るように促す。

そして、署名は集まっているかと聞く。

覚えていてくれたことに驚く叶太。

教室に入り、倫理の授業が始まる。

ここは今から倫理です。 第18話ネタバレ感想・考察

学校のルールは、社会に出た後のルールに従う練習だというけど、従うには社会よりも細かすぎる部分も多いと思う。靴下の長さがミリ単位できまってたり、髪の毛の色は地毛であろうとも薄ければ染めなければならなかったり。

法定速度を守らない運転手も多い社会で、学校の細かすぎるブラック校則を守らせる練習をさせなかったら、法定速度を守らない運転手が、ブラック校則を守らせた練習をした場合よりも多くなるということだろうか。その点では変わらないと思う。

【画像】学校のルールを守れなければ社会でもっと酷い目に遭う | 引用元:ここは今から倫理です。 第18話 漫画:雨瀬シオリ

【画像】学校のルールを守れなければ社会でもっと酷い目に遭う | 引用元:ここは今から倫理です。 第18話 漫画:雨瀬シオリ

社会全体の経済状況や同調圧力によるストレス、ブラック職場の環境などの要因も多い。また、倫理観や道徳観などの欠如も要因になりえる。

ルールを守る守らないの能力を高めただけでは、改善されないと思う。

だから、学校は、ルールを守る練習をさせつつも、倫理観や道徳観、また経済や税金などの社会の仕組みや構造、また法律など、生活に関わるすべての基礎知識を子供たちに学ばせるべきだと思う。

学生の間にルールを変える活動は署名活動やデモ、ストライキといった抗議行動しかできないかもしれないが、ルールがどうやって決定しているか仕組みを教え、正攻法に変えるためにはどのような方法があるかも教えるべきなのではないだろうか。

グランドジャンプむちゃ『ここは今から倫理です。』を読んで。

ここは今から倫理です。 概要

「倫理」とは人倫の道であり、道徳の規範となる原理。学ばずとも将来、困る事はない学問。しかし、この授業には人生の真実が詰まっている。クールな倫理教師・高柳が生徒たちの抱える問題と独自のスタンスで向かい合う――。新時代、教師物語!!

ここは今から倫理です。を連載している『グランドジャンプむちゃ』について

『グランドジャンプPREMIUM』 (グランドジャンププレミアム、GRAND JUMP PREMIUM、GJP) は、集英社が発行していた日本の隔月刊[1]青年漫画雑誌。発売日は偶数月第4水曜日。『グランドジャンプ』(GJ)増刊。

12月26日(水)、「グランドジャンプPREMIUM」の後継誌として「グランドジャンプむちゃ」が発売。