ヴィンランド・サガ 第168話ネタバレ感想『開拓団の参加者募集を呼びかけるトルフィン』

【画像】ヴィンランドには剣は必要ないと断言するトルフィン | 引用元:ヴィンランド・サガ 第168話 幸村誠

【画像】ヴィンランドには剣は必要ないと断言するトルフィン | 引用元:ヴィンランド・サガ 第168話 幸村誠

  • ヴィンランド・サガ 第168話ネタバレストーリー・あらすじ
  • ヴィンランド・サガ 第168話ネタバレ感想・まとめ
  • ヴィンランド・サガ 登場人物・キャラクターまとめ
  • ヴィンランド・サガ 概要
  • ヴィンランド・サガを連載している『月刊アフタヌーン』について

ヴィンランド・サガ 第168話ネタバレストーリー・あらすじ

トルフィンは、シングの場に現れる。

トルフィンは静に自己紹介と、シングの場で皆に話しがあると始める。

シングとは、ヴァイキングたちの集会。この場で立法、裁判、ケンカの調停など行われた。

アイスランドの全島集会(アルシング)は、世界最古の近代議会とも言われている。

トルフィンはシンクに集まった人たちに不躾な質問をする。

貧困し、先の暮らしに不安を抱いているものはいないかと。

すると、人々の中から笑いがおきつつ、お前のとこだと言い合う場面も。

トルフィンは次の質問をする。

現在奴隷身分あるいは迫害に苦しんでいる方はいるかと。

それには、あまり反応を示さない人々。

トルフィンの質問はつくづく。

争いや復讐の最中にいて、暴力の応酬に疲れ果てている人はいないかと。

逃げたい。ここではないどこかへ。いま切実にそう願っている人はいるかと聞く。

その質問に少しざわめきたつ人々。

トルフィンはそういう人たちを求めているという。

西の大海の彼方にヴィンランドという土地があり、そこを切り拓いて国を作る準備をしていると告げる。

この島にない広大な森と羊を養うのに充分な草原がヴィンランドにあるという。麦畑を作る計画もあるという。

豊かで、戦争と奴隷のない国を目指している。来年の春、流氷が消えたら、アイスランドを出発する。その計画に参加したい人は鯨の入り江の自分の住まいを訪ねてきてほしいという。

ご静聴ありがとうございましたと締めくくり台を降りようとするトルフィン。

最後に言い忘れたことがあったと戻ってくる。

* * *

音は仕方ないというエイナル。

斧がなければ、薪を作ることができない。小刀とかもなければ暮らせない。武器は大抵暮らしの道具でもある。槍は、クマ退治に必要。弓ならクマを倒せる。弓は狩りの道具だから絶対手放せない。

つまり、純粋に人を始末するために作られた道具というのは剣。

* * *

大事なことというのは、ヴィンランドにいきたい人は剣をあらかじめ処分してきてほしいという。

剣はヴィンランドに要らないと断言するトルフィン。

トルフィンの演説は終わる。

トルフィンの演説を聞くと開拓に参加するのは自分が負け犬だと認めるようなものだから、誰もこないんじゃないかと不安になるグズリーズ。それでも散々話して決めて、主旨を正しく理解してもらうことが重要だというエイナル。

これで集まらなかったらそれはそれでいいことだというトルフィン。

ここではない、どこかへ逃げたいと願っている人がこの島にはあまりいないということは喜ばしいことだという。

* * *

ヴィンランドの開拓にいくなら剣を捨てろという話に憤慨する兄。

【画像】剣を捨てることに拒絶する兄 | 引用元:ヴィンランド・サガ 第168話 幸村誠

【画像】剣を捨てることに拒絶する兄 | 引用元:ヴィンランド・サガ 第168話 幸村誠

剣は男の魂。ウルフバートを手放すなんてありえない。いつかこいつでハーフダンをぶった切るという兄。

弟は、ハーフダンを斬っても奪われた土地は帰ってこないという。ヴィンランドは広くて豊かな土地らしいと、トルフィンの話を兄に伝える弟。開拓団に加われば、自分たちの農場をヴィンランドで持てるかもしれないと期待する。他人の羊の世話で食いつなぐのはいやだんでしょと兄を説得しようとする。それでも兄は、剣は手放さないという。

* * *

トルフィンの家で食事をとる皆。

そこでは、過去の商売話に花が咲く。キエフまでは言葉が通じたが、それよりも南にいくともうさっぱり。でも商売はなんとかなった。品物を指し、身振りと気合だという。

イッカクの角を身振りと気合で売ろうとしたら、相手が急に怒り出した。なんとかなってないとツッコミを入れられるトルフィンとエイナル。

ノックの音がして、トルフィンの母ヘルガが外の様子を伺ってくる。

しかし、外には誰もいない。ヘルガが見渡すと、家の陰に隠れるように誰かがこちらを見ている。

ヘルガは隠れているものに何用かと訊ねる。

尋ね人は、トルフィンの家を探しているというものだから、ここだと教えるヘルガ。

ヘルガを尋ね人を食事に誘うも大丈夫だという。トルフィンと話がしたいという。

トルフィンが出てきて、話を聞こうとする。開拓団への参加希望者かと聞くと、尋ね人は、驚かないでくださいという。

何に驚くのか皆目検討もつかないトルフィンたち。

尋ね人は、家の陰から出てくる。その体の大きさに唖然とするトルフィンとヘルガ。

尋ね人は自分のことをハルヴァルと名乗る。

ヴィンランド・サガ 第168話ネタバレ感想・まとめ

未知の土地に開拓しにいくというのは、今では考えられないほど危険な行為だと思う。

そもそも航海自体も命がけ。そんな世界観で、この場から逃げ出すという負け犬的な雰囲気で開拓団の募集をしたとしても参加すること自体が無謀者と思われるぐらいのものではなかったのだろうか。

【画像】参加者は負け犬と認めるような言い方で集まるか不安なグズリーズ | 引用元:ヴィンランド・サガ 第168話 幸村誠

【画像】参加者は負け犬と認めるような言い方で集まるか不安なグズリーズ | 引用元:ヴィンランド・サガ 第168話 幸村誠

それにトルフィンたちの中では、人と争うための道具の剣は必要ないというけど、ヴィンランドに敵対勢力がいるかもしれないのに。。その場合は、斧やいしゆみで戦うということなのだろうか。

月刊アフタヌーン『ヴィンランド・サガ』を読んで。

ヴィンランド・サガ 登場人物・キャラクターまとめ

トルフィン
本当の戦士となることを目指すヴァイキングの青年。ギリシアへ旅をしてヴィンランド遠征に必要な資金と船を得た。

グズリーズ
レイフの義理の妹。船乗りになることを望み、トルフィンたちの旅に同行。ハーフダンの仕切りでトルフィンとの結婚式を挙げた。

カルリ
シェトランド諸島でトルフィンが助けた孤児。トルフィンたちの養子となった。

レイフ・エイリクソン
ヴィンランド上陸を成し遂げた伝説級の船乗り。ヨムスボルグの砦から脱出した際に矢傷を負った。

ギョロ目のトルフィン
レイフがトルフィンと勘違いして身請けした青年。目がよく船乗り商人として確かな腕を持つ。愛称「ギョロ」。

エイナル
トルフィンの旅の仲間。奴隷農場でトルフィンと出会った。

ヴィンランド・サガ 概要

11世紀初頭の北ヨーロッパ及びその周辺を舞台に繰り広げられる、当時世界を席巻していたヴァイキングたちの生き様を描いた時代漫画である。タイトルのヴィンランドは北アメリカ大陸にあったとされるヴァイキングの入植地のひとつで、主人公のトルフィンは11世紀に実在したと言われるアイスランド商人ソルフィン・ソルザルソンをモデルにしている。

ヴィンランド・サガを連載している『月刊アフタヌーン』について

発売日は毎月25日。創刊は1986年。兄弟誌の『モーニング』の二軍のような存在としてスタートした。漫画家の育成のため、創刊時より四季賞を主催する。

看板作家であった藤島康介以外はほとんど無名の新人作家の作品を掲載したため、次第に質より量という誌面構成が強調された。1992年には1000ページを突破し、1997年のリニューアル号まで常時1000ページ台を維持、それまで最厚だった『月刊コロコロコミック』を上回る誌面の厚さを誇っていた。その際に岩明均による『寄生獣』がヒットし看板漫画の一つになる。